お子さんと過ごす週末、テーマパークへお出かけしたり、自然の中で思いっきり遊んだり、時にはおうちでのんびり過ごしたりと、ママやパパは工夫を凝らして楽しい週末プランをいつも考えているのではないでしょうか。
ママやパパが映画好きなら、「おうちシアター」が恒例の人気企画!というご家庭も多いかもしれません。お子さんが小さなうちは家族で映画館へ行くのはハードルが高いこともあり、周りを気にせず、休憩も好きな時にできる「おうちシアター」は、我が家にいながら非日常感も楽しめるイベントです。そして、この楽しい時間に欠かせないのがやっぱりポップコーン!
大勢の観客と一緒に観る映画館と違って、おうちシアターはどんな服装をしてもいいし、どんな格好で観てもOK。ポップコーンも王道の塩味だけでなく、さまざまなフレーバーを楽しんだり、入れ物のボックスを工夫してみたり、楽しみ方は自由自在です。そこで、今回は自宅でのシアターナイトをより豊かに、楽しく、ちょっとドラマチックにもしてくれるポップコーンの演出術をご紹介します!
週末が待ち遠しくなる、我が家のシアターナイト
映画鑑賞のお供といえばポップコーンですが、映画とポップコーンには、実は100年近い歴史があること、ご存じですか?
ポップコーンと映画館の歴史は、1929年まで遡ります。この年、アメリカで世界恐慌が起こり、人々は安価な娯楽を求めました。
ポップコーンは安価に作れて大量に販売できるため、「手が届くちょっとした贅沢品」として人気に火がつき、同じく低価格で楽しめる映画と結びついていきました。こうして「映画=ポップコーン」という組み合わせが定番化していったのです(出典:https://www.smithsonianmag.com/arts-culture/why-do-we-eat-popcorn-at-the-movies-475063/ )。
ただ当初、ポップコーンはまだ映画館の外で売られており、おまけ的な存在にすぎませんでした。しかし1940年代半ばになると、映画館のロビー内に売店が設けられるようになり、経営を支える存在へと成長します。映画の黄金期とされる1940年代には、全米の映画館の約8割がポップコーンを提供していたのだそうです(出典:https://www.fritolay.co.jp/ourbrands/mike/history/)。
こうしてポップコーンは映画鑑賞の定番スナックとなり、その文化は現在まで続いています。
そんな歴史を知って味わえば、おうちシアターのポップコーンも、これまでとは少し違った味に感じられるかもしれません。
映画とポップコーンの意外な歴史がわかったところで、次はおうちシアターナイトの楽しみをより広げてくれるポップコーンの楽しみ方についてご紹介しましょう!
以前は、映画のポップコーンといえば、シンプルな塩味が王道でしたが、今ではキャラメルやチーズなど、様々なフレーバーが登場しています。おうちシアターナイトでは、そんなポップコーンのフレーバーを映画のジャンルに合わせて選んでみるのはいかがでしょうか?
フレーバーや盛り付けを変えるだけで、気分もまるでイベントのように盛り上がるはず!
例えばホラーやミステリーなら、ピリッとスパイスを効かせたチーズ味のポップコーンが◎。カイエンペッパーやブラックペッパーを加えると、ドキドキ感とマッチして盛り上がること間違いなしです。
ファミリー映画やクラシック映画なら、キャラメルやシナモンシュガーなど甘めの味付けがぴったり。手作りのキャラメルソースを絡めたポップコーンをキャンディカラーのカップに盛りつければ、子どもも大人もワクワクできちゃいます。
大人だけの映画ナイトには、トリュフオイルやパルメザンチーズを使ったリッチな味わいがおすすめ。お気に入りの赤ワインやクラフトビールとペアリングすれば、おしゃれなナイトシネマに早変わりします。
さらに、コメディ映画には、メープルベーコンのような甘みと旨味がアクセントの軽快なフレーバーがマッチ。ケラケラと笑いながらぽんぽん口の中に運ぶにはぴったりの味わいです。
おすすめフレーバー/ドリンクセット
| 映画ジャンル | ポップコーン | ドリンク | ポイント |
|---|---|---|---|
| ホラー/ミステリー | チーズ+ペッパー | コーラ、ジンジャービア | ピリッとした刺激と炭酸がスリルを盛り上げる |
| ファミリー/クラシック | キャラメル、シナモン | フルーツソーダ、ミルクティー | 甘く優しい味わいで家族や子どもとシェアしやすい |
| アート系/恋愛ドラマ | トリュフ+パルメザン | 赤ワイン、クラフトビール | 深みのある香りとコクが大人の作品にぴったり |
| コメディ | メープルベーコン | レモネード、アイスコーヒー | 甘じょっぱさと爽快感でテンポの良い笑いに合う |
ちょっと工夫するだけで、映画を観る前からワクワクが高まりそうですよね。さまざまなフレーバーを試して、家族それぞれのお気に入りを見つけてみるのも楽しいのではないでしょうか。
ポップコーンを活用したおうちシアターナイトの演出術をもう一つご紹介!それは、ポップコーンを入れるカップや箱を工作して作ってみよう!というもの。お子さんと一緒にできる簡単な工作は、作る楽しみや達成感を親子で共有できるのでぜひトライしてみてください。
おすすめは、ジュースなどの紙パックをリメイクしたポップコーンボックス。飲み終わった紙パックをカットして、紙やマスキングテープでデコレーションすれば、世界に一つだけのポップコーンカップが完成!子どもたちが自分のカップを作ることで、映画へのワクワク感も倍増するはずです。
作り方に不安がある方は、「ポップコーンボックス 作り方」などで検索すると、動画でわかりやすく説明してくれるサイトもたくさん見つかります。型紙付きで紹介してくれているものもあるので、お子さんと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
作ったボックスにシールやスタンプで好きなキャラクターを描いたり、映画のジャンルに合わせたカラーで装飾したりすれば、自分だけのオリジナルボックスが作れて、子どもの創造力も育めるでしょう。完成品に名前を書いてあげると、上映中の「自分だけのポップコーン」感が増して、集中力もアップするかもしれません。食べ終わったあとに小物入れとして再利用するのもおすすめです。
おうちシアターナイトを成功させるには、"上映の環境づくり"もポイント。以下のような工夫を取り入れるだけで、特別な空間を演出できます。
1. 時間と場所を決める
リビングの照明を落として、プロジェクターや大画面テレビを使えば一気に非日常感がアップ。上映開始時間を「19:00上映開始!」などと家族に告知しておけば、まるで本当の映画館のようなワクワク感が生まれます。
2. 映画ジャンルを決めて盛り上げる
おすすめのジャンルは「動物映画」「アクション」「感動ヒューマン」「コメディ」など。子どもも楽しめる内容を選びながら、年代に合わせたセリフのわかりやすさや、展開のテンポも意識すると◎。
3. インターバルタイムを設定
長編映画のときは「10分間の休憩タイム」を設けて、ポップコーンや飲み物をおかわりする時間にすると、集中力も持続しやすくなります。
4. ドレスコードやテーマを設定
「パジャマで観よう」「赤い服の日」など、簡単なドレスコードを設けるとイベント感が盛り上がります。家族みんなで準備から楽しむこともまたいい思い出になりそうですね。
こうした上映の工夫次第で、"自宅で映画を鑑賞する"時間が、家族の記憶に残る「特別な夜」として刻まれていくはず。ぜひママやパパも楽しみながら、お子さんと一緒に"家族の時間を創り上げる"プロセスも楽しんでくださいね。
映画館に行かなくても、ちょっとしたアイデアとポップコーンさえあれば、おうちシアターナイトは特別な時間にすることができます。味付けや盛り付けで演出を工夫したり、手作りのポップコーンカップで映画の世界観を広げたり、上映の環境を整えることで、家族全員が笑顔になるひとときが生まれます。
高価なチケットも、長い行列も必要なし。リビングを映画館に変えて、心に残る週末を過ごしてみてはいかがでしょうか?