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ポップコーンとコーンスナックを徹底比較


ポップコーンとコーンスナックを徹底比較

ポップコーンとコーンスナックは、どちらもトウモロコシから作られる身近なおやつです。 一見すると形や味が違うだけに思えますが、実は使われる原料の状態や作り方、食感には大きな違いがあります。 今回は、ポップコーンとコーンスナックの違いを、原料・作り方・食感の3つの視点から比べてみましょう。


同じトウモロコシでも、原料の使い方が違う

ポップコーンとコーンスナックの大きな違いは、トウモロコシの粒を丸ごと使うか、細かくした原料を使うかという点です。

ポップコーンは「爆裂種」の粒を丸ごと使う
ポップコーンLABを読んでいる皆さんならもうご存知だと思いますが、ポップコーンには、「爆裂種」と呼ばれるトウモロコシが使われます。
爆裂種の粒は外側の皮が硬く、内部にデンプンと適度な水分を含んでいます。
加熱すると内部の水分が水蒸気になり、圧力が高まります。やがて皮が耐えきれなくなると粒が弾け、中のデンプンが大きく広がります。
これが、白くてふわふわしたポップコーンです。

コーンスナックは細かくした原料を使うものが一般的
一般的なパフタイプのコーンスナックには、デントコーン(馬歯種)やフリントコーン(硬粒種)の外皮と胚芽を除いて細かくした「コーングリッツ」や「コーンミール」などが使われます。
「コーングリッツ」や「コーンミール」に水分を加えて混ぜ、加圧しながら機械から押し出すことで、棒状やリング状など、さまざまな形に仕上げているのです。

コーンスナックと一口に言っても、その種類は実にさまざま。
ふんわり軽い「パフタイプ」や、パリッと香ばしい「トルティーヤチップス」、さらにはパイ生地のように薄い層を何重にも重ねて空気を含ませた、サクサクの「多層構造(レイヤー状)」など、形も食感も個性豊かです。
これらの一粒ひと粒の美味しさを最大限に引き出すため、使われている原料や製法も、商品ごとにこだわり抜かれています。


原料・作り方・食感を比べてみよう

比較項目 ポップコーン 一般的なパフタイプのコーンスナック
主な原料 爆裂種 デントコーン、フリントコーン
原料の状態 粒を丸ごと使用 外皮・胚芽を除去し、細かく挽いたコーンを使用
作り方 加圧して粒を弾けさせる 原料を加熱し、押し出して膨らませる
形 一粒ずつ異なる 型によって形を作り分けられる
食感 ふわっと軽く、サクサク サクッ、カリッとした食べ応え

表のとおり、ポップコーンとコーンスナックでは、原料だけでなく形の生まれ方も異なります。
粒が弾けることで自然な形に仕上がるポップコーンに対し、コーンスナックは機械で成形するため、棒状やリング状など、さまざまな形に作ることができます。

こうした作り方の違いは、見た目だけでなく、口に入れたときの食感にも表れます。

ポップコーンは、内部のデンプンが大きく弾け広がり、内部に空気を多く含んだ空間が生まれます。
そのため、見た目にはボリュームがありながら、口に入れるとふわっと軽く、サクサクとした食感を楽しめます。
一粒ごとに形が異なり、ふわっとした部分や少し歯応えのある部分など、食感に変化があるのも特徴です。

一方でコーンスナックは、生地の配合や形、膨らませ方によって、軽い食感からカリッとした歯応えまで幅広く調整できます。
形がそろっている商品も多く、安定した食感や味わいを楽しみやすいのが特徴です。

同じトウモロコシが原料でも、形や食感が違うことで、味の感じ方にも大きな違いが生まれるのです。


栄養面にも違いはある?

タイトル

ここまで、ポップコーンとコーンスナックの原料や作り方、食感の違いを見てきました。
では、同じトウモロコシから作られているなら、栄養面も同じなのでしょうか。

ポップコーンは、爆裂種のトウモロコシを粒のまま加熱して作られます。
外皮や胚芽を含む粒全体を食べることから、全粒穀物の一つに分類され、食物繊維も含まれています。
一方、一般的なパフタイプのコーンスナックは、先ほど解説したとおりコーングリッツやコーンミールなどを加工して作られます。
使用するコーン原料の種類や配合、油、味付けなどによって、栄養成分は商品ごとに大きく異なるのです。

おやつを選ぶ際には、食品の種類だけで判断せず、パッケージに記載された栄養成分表示も確認してみましょう。
ポップコーンに含まれる食物繊維や全粒穀物としての特徴については、関連記事でも詳しく紹介しています。

食物繊維についてはこちら
全粒穀物についてはこちら


同じトウモロコシでも、異なる魅力がある

ポップコーンとコーンスナックは、どちらもトウモロコシから作られていますが、原料の使い方や製法によって、見た目も食感も大きく変わります。
爆裂種の粒がそのまま弾けて生まれるポップコーンは、一粒ずつ異なる形と、ふわっと軽い食感が特徴です。
一方、細かくしたコーン原料から作られるコーンスナックは、棒状やリング状など多彩な形に加工でき、商品ごとに異なる歯応えを楽しめます。
同じトウモロコシから生まれたおやつでも、それぞれのおいしさは別物です。原料や作り方を知ることで、いつものおやつも少し違って見えてくるのではないでしょうか。
次に商品を選ぶときは、味だけでなく、原料の状態や作り方にも注目してみてください。粒そのものが弾けてできるポップコーンならではの面白さも、きっと感じられるはずです。